土間のあるモデル住宅 スタジオ「風のくら」
西洋漆喰と無垢の木の家。暮らしを愉しむ土間のある住まい。
緑豊かな里山に母屋と蔵のあるすまいは、家づくりのヒントがいっぱい!
明治初期(築140余年)の古民家を洋のデザインも取り入れて、リノベーションした、新感覚のモデル住宅です。
薪ストーブのある土間スペースは、まるでホームカフェの様。
住まいの内部の仕上げも、木の香り豊かな無垢材をふんだんに使って、オシャレでリゾートの様な雰囲気にしました。
ホール土間キッチン居間和室洋室洗面・バストイレ外観蔵
築140年の古民家は、高い天井と相まって、美しく力強い梁の存在感で見る者を圧倒します。
今回は、生活空間としての土間を再認識・再評価して、そこに キッチンや薪ストーブ、ピアノを配置して、愉しい集いの場にしました。
又、ピクチャーウインドウを通して見る山々の美しい風景からは、 日々の暮らしに四季折々、新鮮な感動を受けます。ピクチャーウインドウにはシェードのカーテンをつけました。50年前のヤマハのピアノが良く似合います。
蔵へと続くスペースは、床のテラコッタタイルと相まって、 重厚で心豊かな雰囲気になりました
年を経るごとに味わいが増す自然素材は、私たちの心を豊かにします。堀コタツのある板の間は浮造り仕上げの無垢板が心地よいです。 壁は西洋漆喰パビスタンプ。
四季折々の緑も楽しめる和室。いぐさの香りも心地よい和室は、天井・柱を自然塗料で着色して落ち着いた雰囲気にしました。天井板は杉のたつうらで格(ごう)天井にして力強さを演出しました。
洋室のテーマは、ヨーロッパのアンティークなホテルの小部屋といった雰囲気です。
腰壁を貼り漆喰を金ゴテで平滑に仕上げました。窓回りをシェードとカフェカーテンでシックに演出しました。
白を基調にアクセントカラーにブルーのモザイクタイルと鏡を コーディネートした洗面・浴室は、フレッシュな癒しの空間をテーマにしました。開放感のある浴室にはバスコートを設けました。 浴槽の横のFix窓は、ブラインド内蔵タイプにしました。
トイレのカウンターは、ブルーとグリーンのモザイクタイルで、レトロでオシャレな感じにデザインしました。
蔵の横を天然の湧き水が流れ、美しい谷川と孟宗竹の竹林が広がる緑豊かな環境です。
1Fは、インテリアや小物・タイル見本・照明器具を展示しています。2Fは、“男の隠れ家”というコンセプトで、ホームシアターやオーディオが楽しめるスペースです。壁の仕上げは、稚内珪藻土を採用し、様々なパターンで仕上げています。インテリアとしても大変参考になると思います。