＜施工例 №171＞自然素材と無垢の木の家、子育て世代の家づくり

福岡市筑紫野市 Ⅰ邸　　　
新築（令和６年４月末完成）　
床面積 31.05坪

真っ白な漆喰壁の外観は、正面に小さな窓が１ヶ所の蔵をイメージしたＩ邸。
当社建築ディレクターの糸山の自ら設計した住まい。
土地を決めた後、真っ先に購入した１枚板のパープルハートのダイニングテーブルが、住まいのキーアイテムの中心に、間取りやデザインをプランニングしました。
エイジング加工を施したボルドーパインのフローリングや、重厚感のあるテーブルやキッチンとの相性を考えながら、キッチン背面の造作食器棚は自らデザインし、アンティークな空間にしました。
家事や子育てがしやすい動線を考え、キッチンとダイニングは横並びに、洗面脱衣所と浴室などの水回りはキッチンの奥に集約。
2階には寝室と子供部屋にロフトも設け、廊下に面した場所にファミリークローゼットと室内干しルームを配置。
コンパクトでもリビングには開放感のある吹抜けを設け、窓の代わりに絵画を飾る白い漆喰の空間はギャラリーの様。
30坪程度で限られた床面積を、できるだけ居住空間にしたいと考え、廊下やホールは極力小さくし、素材や設備にこだわり、子育て世代の小さくて美しい住まいが完成しました